2021年12月24日

decorate for you(Dress You Up)

こんばんは、初雪も舞い降りて、寒くなってきましたが、皆様お元気でお仕事してますか?。
3s代表の「橘」です。
 冬になり寒くなってくると、皆、装いを新たにして、コートなり、マフラーなりを羽織り
始めますがニューヨークでは最大の百貨店『Macy’s(メイシーズ)』で
セレブクイーン、マドンナさんと娘のローデスさんによる、往年の自身のヒット曲を
冠したファッションブランド『Material Girl(マテリアル・ガール』の販売が始まった
そうです。
 同ブランドはファッション好きのローデスさんが提案するスタイルを、マドンナさんが
支援する形で実現。女子中高生をターゲットに、衣類、靴、ハンドバッグ、アクセサリー
などを12ドル〜40ドルの価格帯で販売する。80年代を感じさせるパンク風な要素
が入ったデザインとなっている、とのこと。

 80年代といえば、日本では当時『バブル』という特殊な時代であり思い思いに着飾った
紳士淑女たちが東京ー日本中の街中を闊歩していた
 マドンナのヒットアルバム『Like a virgin』の5thシングル『Dress You Up』でも
マドンナは
 「私の愛であなたをドレスアップする  
  あなたの体中を
  私の愛であなたをドレスアップする
  頭からつま先までいたるところをね」
 とThe80’s music的N.Yダンスビートに乗せて世界中のBOYに語りかけてますが、
 You Tubeで彼曲のライブ映像を見ても、大阪のおばちゃんみたいな派手ハデしい装いの
 マドンナがダンサーたちを従えて、クルクル踊りまわっていて、時代の活力・エネルギー
 を十分に感じさせ世界中が世界中をある意味では禍々しくDecorateしているーそんな
 時代だったのだと思います。

  翻って極東の島国日本で1990年を皮切りにクラブDJを始めた私は、世話好きな
 先輩DJの、「オマエをもっとカッコよくしてやる」という言葉に甘え、二束三文で
 シャツや靴や、帽子を譲ってもらっていましたが、どうも肝心の性根が腐っていた
 ようで,芽が出ないまま東京を去ることになりました。
  今となっては遠い追憶ですが『Dress You Up』と同じナイル・ロジャースが
 プロデュースしたシックの『おしゃれフリーク』やデュラン・デュランの『ザ・リフレックス』
 のリミックスバージョンをクラブのハイライトの盛り上げ曲に使い、酩酊した頭で、
 うつろな目で踊る客たちを見ていた私は、一体何を見据えていたのだろうかー

  真実(truth)かーそれとも挑戦(dare)かー  マドンナの映画のタイトルにもなったこの命題は以降
 私を捉え、今現在も私ののど越しに匕首を突き付けてくる
  地元に戻り、保守的な人たちとふれあう内、お金や因習という真実に心まで塗りかえら
 れそうになるが、一輪の白い花を胸にさす議員のように私も全身を白く清浄にして、
 大人や子供の彼岸を超えた、全身くまなく行き渡る愛に身をゆだねよう
  外に降り積もる白雪、中のリビングで火照った体をあずけながら、新しい時代・年への
 挑戦(dare)がchoo choo(ちゅるちゅる)と自分の中にしんから融出するのを、半ば勘違いしながら
 待ち望んでいる今年のクリスマスです。
counter: | posted by 3s at 08:38 | TrackBack(0) | 青い熊の心情
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189223585

この記事へのトラックバック