2022年11月15日

桔梗(キキョウ)

 こんばんは、皆様この頃いかがお過ごしでしょうか?3s椛纒\の橘です。
 夏が過ぎ、秋になり、秋も晩秋に向かおうとしてますが、日本晴れの続くこの秋
に高速などを走っていますと、見事な紅葉などもまぶしく目に入ってきますね。

 石川県ですっぽんの養殖が昔行われていて、それの野生化したすっぽんをうまく、
山川で捕まえて、高岡のすっぽん料理屋で調理してもらい、すっぽんの唐揚げ、
レバ刺し、生き血入り焼酎、すっぽん鍋などフルコースを知人と堪能してきました。
 そのときに咲いていた桔梗の花が、相変わらず清々しく青紫の星形の花をつけ、
また風船のように蕾が可愛く膨らみ、なんとも懐かしい感情にさせられました
 桔梗といえば、日本・中国・韓国が原産地で、3国にとっても伝統ある、権威ある
花であり、古くは秋の七草として万葉集など短歌や俳句に詠まれ、桔梗の木偏を
取ると『吉更』となり、『さらに吉』となることから好まれ、明智光秀や
柴田勝家、太田道灌、加藤清正などが家紋として桔梗紋を使用していました
 
 先日、岐阜県にキムタクが織田信長を演じる『レジェンド&バタフライ』の
プロモーションも兼ねて『ぎふ信長まつり』に参加し、大衆はひと目見ようと
列をなして集まっていましたが、その時話題になったキムタクの木村家と
織田信長の織田家の家紋が同じ『木瓜紋』であるという事実にビックリさせられ、
爪を真横で輪切りにした模様が鳥の巣の卵に見えるなどの理由から子孫繁栄を
表す紋だということで、こちらも権威ある紋だと、感じ入りました。

 翻って桔梗の花言葉には『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』とあり、
英語では『honesty(正直者)』、『the return of a friend is desaired
(友人の帰りを願う)』という意味もあり、それにまつわる戦国時代の悲しい
恋物語も伝説として残されていて、キムタクの信長と綾瀬はるかの濃姫顔負け
の『気品』『永遠』の美しさを包しています

 韓国では桔梗はトラジとも呼ばれ、焼肉屋でも『トラジ』という名前の店がよく
見られ、キキョウの根っこをナムルにして食べたり、キムチと和え物のしたり、
最近の韓国料理ブームに乗って日本でも食べられるようになってきてます。
またコロナ対策の漢方薬としても桔梗成分は有効に使われてます
 
 トラジを漢字で書くと『虎児』となるのだろう。なんだか虎の子のような
ある種奇矯(キキョウ)な掘り出し物のイメージですが、おっ捕まえたスッポン
を籠に入れ、富山県に帰って眺めていると、今後の人生の秋の季節をスッポン
のように奇矯ながらも丈夫で、粘り強く生きていきたいと願ったーーー。

 というわけで皆様、思い込みや偏見を棄てて、生命力にあふれた桔梗(キキョウ)
の花を咲かせて育てていきましょう!
counter: | posted by 3s at 12:17 | TrackBack(0) | 青い熊の心情
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