2008年11月14日

KINOKO 〜 無為の美徳・絢爛の美徳 〜

こんばんは。皆様お元気ですか?3S代表の「橘」です。秋も深まり、シャワーを浴びようと、朝起きて素っ裸になると、震えが来て、腕や背に鳥肌が立つのを感じる肌寒い今日この頃ですが、お互いに風邪など病気には十分気をつけましょう。

さて、「健康の秋」「食欲の秋」ーーーということで、私が実家に戻った時や、外食する時、最近よく食べているものがあります。ーーーそれはズバリーーー「キノコ」です。
食物繊維豊富、ビタミンB1、B2、プロビタミンDなど、栄養面でも生活習慣病予防が期待されるキノコ。


しゃぶしゃぶ、すき焼きに入れても、炒め物や味噌汁で摂取しても良しーーーそういえば私は子供の頃から実はキノコが大好きでした。


子供の頃、里ばあちゃんの家に泊まりに行ったら、いつも一見何の変哲もない様な干しシイタケが何気なく軒下に干してあったり、キノコが成っている木々の有る山も近くにありましたので、遊びに行っては、「あ、こんな所にも」とか言いつつ採ったりーーーとにかく実体を伴った身近な存在でした。


それが東京に出て都会暮らし、タバコの煙に包まれた生活を送る様になってから、森の恵みは次第に遠ざかり、代わりにネオン街の七色の明かりに幻惑され、生き物本来の持つ、「生きること」「知ること」「感じること」「信じること」と云った基礎代謝がどんどん力を失くしていった様なーーー今振り返ればそんな気がします。


もちろん森の恵みの中にも人間の基礎代謝どころか精神までも悪く破壊し、その人間の人生まで変えてしまうパワーを持った毒キノコもありますし、一概に、善と悪、聖と魔、では捉えられませんが、今世、パーマカルチャーやビオトープが持て囃されているのは、形だけではなく人の心、共存性というものに目を向けた社会を皆が無意識に望んでいるからでしょう。


人間存在が、感覚→感情→知性→理性という段階を経て完成への道を辿るものとしたら、誤解を恐れずに言えば、まず田舎でテストパターンを経た自然社会が都会の方へ(下から上に民主的に)上がって行くという、一種、人生やり直しにも似た段階形成、社会形成の試みである。
自然農法(無為の農法)や人間の自然治癒力を引き出す医療なども、農薬を多量に使い土地を貧弱化させる農業やスパゲティ症候群なんかの反省に基づく感性なのだろう。


「森」という1つの奥行きに富んだ重層性のある世界の中で、菌類ーーーキノコというのは元々どのような働き、存在なんだろう?ーーー生態系については詳しくないし、今ほど書いたように、雨が降った後、森中に射し込んだ光に照らされて、濡れて妖しく光るカラフルなキノコもあるだろうし、暗い木々の根元に老荘の様に無為に枯れて佇む朴訥なキノコもある故わからないけど、何か1つ1つのキノコが流行りのタームで言えば「Only one」とでも言う様な絶対無二な力を宿している様に思えるのは私だけだろうか。
また、その各々の存在が相補的、重層的に絡み合う、セミ・ラティスの様な集合を作っているーーー1つのキノコの死が別のキノコの生にも関与しているーーー。
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TVニュースや新聞を読んで、時代全体を俯瞰しようとしても、1つ1つの事例が違うし、別々に考えるしか無いし、現実世界の中にいる私はそれこそ五里霧中の森の中で彷徨っている様なものだけど、何か昔、薄暗い光射す山の中で「こんなところに!」と胸をトキメかせながらキノコを採ったその時の気持ち、あふれてきた感情、情緒ーーー。
とりあえず、そういうのを大切にして、これからの時代私は生きていこうと思います。
そうして、少しでも「TABAKO」を減らし、今日も「KINOKO」をたんと摂取して……。そのうち私自身がキノコみたいになってたりして……。

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counter: | posted by 3s at 05:05 | TrackBack(0) | 青い熊の心情
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