2009年02月04日

プロディガル・サンと福娘

こんばんは。3S社長の「橘」です。「派遣切り」のニュースがかまびすしい今日この頃ですが、皆様お元気で大過なくお過ごしでしょうか?


この時期、昔だったら「大寒の水」と云って、水(や井戸水)が非常に冷たくおいしくて健康にいいということで母親に言われて良く飲んでいました。(確かにアレは東京の真夏のぬるい水道水と違い、おいしくて体のしんまでシーンとしみ入った)

昔の人の知恵という奴ですが、最近では私など「ササヘルス」という中国で採れた笹の葉を濾過してできた飲料を熱いお茶に溶かして飲んでいます。


健康など気にも止めなかったプロディガル・サン(放蕩息子)の私にしては大した進歩
、パンダもビックリ!というところですが、その反面初詣や節分など世の中の伝統ある風習を日々の仕事や雑事に追われ、ついついやり過ごしてしまうところはやっぱり昔と変わらないです。


お茶の間では、TVなど(例えば大阪の今宮戎神社の福娘の映像)を観ながら、心温まる一時を過ごしている家庭もあるかと思いますが、私なんかは、そういう映像を観ても確かに心は動きますが、どうしても何か別世界の様に一歩引いて観てしまいます。


福娘に笹をもらってお守りをつけてもらおうと、我先にと群がる人々や、又学生時代、「節分だ!」と言って泥酔して私のアパートに夜中に現れ「鬼は外!福は内!」と叫びながら豆をまき、部屋中を豆だらけにしていった先輩なんかもいましたが、そういう人達の心の奥底には、真摯に幸福を求める気持ちと、しかし現状や未来をそうとはとても思えない不安な、哀切な感情がアンビバレンツに同居している様に思います。


「幸福」という事を人生の前半生において意識でも無意識でもそれほど強く求めてこなかった放蕩息子の(しかもその中でも変りダネで不純な)私としても、自分の中に内在する悪は大人しく抑えつけておきたいし、「幸福」というより「赦し」を請いたい、過去の間違いを水に流せたら・・・、と思ったりします。


レンブラントの「放蕩息子の帰郷」を観て、素直に感動する自分と、そうでもない、ボーッとした、叉は醒めた自分―。


そういった私の二律背反が世間一般の人達と全然違うのは、これだけ経済状況が悪くなっても、なお世の中を生きる自分にとって、何か少々ネガティブな妨げが、大げさに言えば強い違和感として以前から胸の奥に刻みこまれているからです。


従順で可愛気な動物達の様に福娘にもらった笹を喜び頬張るよりは、それならいっそのこと、笹の生い茂った中国の山奥の方で現地のおばさんをホームヘルパーとして雇って「きこり」として木々を採伐しながら生活してみようか。(それだって何かは発見できると思うし・・・)


どうしようもないーということで言えば世界中の半数近くの人間はどうしようもない、と考えると福娘にもいろいろいるだろうし、これから世の中、日本がどういう方向に向かおうが、私としては、自分なりのベストチョイス、ベターライフ、「何か」を考えつこう、探究しよう、モノにしよう!と思う。


もうプロディガル・サン(放蕩息子)とういう齢でもないんだから、それとMY BEST 福娘と・・・・。

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counter: | posted by 3s at 05:10 | TrackBack(0) | 青い熊の心情
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